【Web基礎】検索エンジンの仕組み(SEO)|Googleはどうやってサイトを見つける?

何か知りたいことがあった時、私たちは当たり前のようにGoogleやYahooで検索します。
キーワードを入れると、0.1秒もしないうちに数百万件の結果が表示されます。

「すごい速さで世界中のサイトを見に行ってるんだな!」と思うかもしれませんが、それは誤解です。
あの一瞬でネットサーフィンをしているわけではありません。

Googleは、あらかじめ自分たちの手元に「インターネット全体のコピー(目録)」を持っていて、そこから検索しているのです。
この記事では、検索エンジンの裏側にある3つのステップを解説します。

1. 検索エンジンの3つの仕事

Googleの動きは、巨大な図書館を作る作業に似ています。

Step 1:クローリング(収集)

「巡回ロボットによる情報収集」

Googleには「クローラー(Googlebot)」と呼ばれるプログラムロボットがいます。
このロボットは、Web上の「リンク」を辿って、24時間365日、世界中のWebサイトを読みまくっています。
「お、新しいページができてるな」「この記事が更新されてるな」と見つけては、そのデータを持ち帰ります。

Step 2:インデックス(登録)

「巨大な目録への整理整頓」

持ち帰ったデータを、Googleの巨大なデータベースに登録します。
これを「インデックス(索引)」と呼びます。
「この記事には『SEO』という単語が含まれている」「この画像は猫だ」といった情報を整理して、図書館のカード型目録のように保存します。

私たちが検索しているのは、リアルタイムのWebサイトではなく、この「インデックスされたデータ」なのです。

Step 3:ランキング(順位付け)

「どれが一番役に立つかテスト」

ユーザーが検索した瞬間、インデックスの中から関連するページを抜き出し、瞬時に順位を決めます。
「このページは詳しい」「多くの人に見られている」「信頼できる大学のサイトだ」
こうした200以上の基準(アルゴリズム)で点数をつけて、1位から順に表示します。

2. SEO(検索エンジン最適化)とは?

Webサイト運営者にとって、検索結果の1ページ目に出るかどうかわ死活問題です。
そこで、Googleに好かれるようにサイトを改善することを「SEO(Search Engine Optimization)」と呼びます。

SEOには2つの方向性があります。

① クローラーへのアピール(技術的SEO)

ロボットが見つけやすいようにサイトを作ることです。

  • ページの読み込み速度を速くする。
  • スマホでも見やすくする(モバイルフレンドリー)。
  • 画像に「これは猫の画像です」という説明タグ(alt属性)をつける。

② ユーザーへのアピール(コンテンツSEO)

検索した人にとって「役に立つ記事」を書くことです。
Googleの理念は「ユーザーファースト」です。
小手先のテクニックよりも、「この記事を読んで悩みが解決した!」と読者が満足するページこそが、最終的に上位に表示されます。

3. 「ググっても出てこない」のはなぜ?

作ったばかりのWebサイトが検索に出てこないのは、まだ「クローラーが来ていない」「インデックスされていない」からです。

山奥にポツンと家を建てても、地図(インデックス)に載らなければ郵便屋さんは来れません。
Googleに「サイトを作ったよ!」と教えるためのツール(Googleサーチコンソールなど)を使って、クローラーを招待する必要があります。

4. 検索エンジンの進化

昔の検索エンジンは、「キーワードがたくさん入っているページ」を単純に上位にしていました。
そのため、背景色と同じ文字色で「SEO SEO SEO…」と隠し文字を入れるようなズル(スパム行為)が横行しました。

しかし今のGoogle(AI)は賢いです。
「文脈」を理解します。
「『リンゴ』と検索した人は、果物が欲しいのか、歌手(椎名林檎)を知りたいのか、Apple製品が欲しいのか?」
検索した人の場所や過去の履歴から意図を推測して、最適な答えを出せるようになっています。

まとめ

  • クローラー:世界中を巡回してデータを集めるロボット。
  • インデックス:集めたデータを整理した巨大なデータベース。私たちが検索するのはココ。
  • SEO:検索エンジンに見つけてもらい、順位を上げるための工夫。

あなたが今この記事を読んでいるのも、Googleのクローラーがこの記事を見つけて、インデックスして、あなたの検索キーワードに対して「これは役立ちそうだ」と判断してくれたからなのです。

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